パチスロ やじきた道中記乙

パチスロ やじきた道中記乙

 群がっていた魔獣が突然興味をなくしたようにその場から飛び退いた時には、横たわっていた魔獣の姿は完全になかった

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そして、一匹だけ周囲の魔獣に比べて大きくなっている魔獣がいるのがわかる

「ダームエル! 弱い魔獣でも確実に魔石を取れ! 他の魔獣に食われたら成長する! どんどん戦いがきつくなるぞ」 エックハルト兄様の言葉から推測すると、どうやら魔獣は魔石を食らって成長するらしい

そして、少し成長した魔獣は周囲の弱った魔獣を食らって更に成長しようとする

 ダームエルは急いで少し成長した魔獣を槍で何度か突き刺し、魔石を貫いた

共食いで魔獣が少し強くなると、ダームエルにとっては苦しい戦いになるようだ

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他の二人に比べてダームエルには全く余裕がないのがわかる

「わ、わたくしにできること……何か……」 おろおろとしながら、自分にできることを探していると、ユストクスが首を振った

「姫様にできることはありません」 そう言われるのはわかるけれど、少しでも力になりたいと思う

わたしは魔獣に襲われている恐怖で固まっている頭を必死に動かして考える

 戦闘でわたしにできることなど、ほとんどない

神に祈るくらいしかできない

「た、盾は!? シュツェーリアの盾でこの木の周辺を覆ってしまえば、魔獣は入ってこられなくなります!」「駄目です! 魔力の盾で覆ったら、満月の光も届かなくなります!」 採集ができなければ意味がない、とユストクスに却下されて、わたしはぐっと唇を噛んだ

「姫様は採集のことだけを考えていれば良いのです

戦いは騎士に任せておきなさい」 専門家に任せろと言うユストクスは正しい

間違ってはいない

けれど、藪の奥から次々と出てくる魔獣の数に比べて、戦える騎士の数が圧倒的に少ない

「ユストクス、これほど魔物が出るものなのですか?」「いえ、私が採った満月は魔物などほとんど出ませんでした

これは異常です