江田島 パチンコ

江田島 パチンコ

 こちらからも、俺の目的と本音を知らせていく

「俺たちが辛かったからって……、それでも、ここにみんなを巻き込んでいい理由にはならない

ならなかったんだ! カナミさんみたいに頑張っても報われなかった人を救いたくて、俺はヘルヴィルシャインを名乗って生きてきた!」「……教祖を救う? ……だから、ここにいる魂(わたし)たちは救わないの? 私たちは、もう千年前に終わったことだから? ある程度の犠牲者は仕方なかったと? それでは永遠に怨嗟の声は止まらないだろう? あなたが言っていたことだ

終わったことだと終わらせてしまっては、いつまで経っても誰も救われない……!!」 即答する彼女の言葉一つ一つが、かつての俺だった

 逃げるように救世主(カナミさん)に『試練』を押し付けた俺だから、共感できる

 分かっている

 しかし、だからこそ――「――それでも、終わっていい(・・・・・・)」 懐で掴んでいた『経典』を、ゆっくりと俺は取り出した

 それは彼女が読んでいるものと違って、空想のものでなく実物

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 千年前のファニアの『最下層』から持ち出した最後の一冊

 千年後の迷宮の『最下層』で、その本を捲る

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「俺たちを狂わせた『経典』には、まだ続きがある……

それは例えば――十七章二節『私は恨まれている

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嫌われている

きっと、死ぬまで呪われ続ける』

そして、十七章三節『それでも、頑張りたいんだ』『諦めずに、空を向きたい』『だって、きっと私の知ってる大好きな人たちは、私が蹲ってる姿なんて見たくない』」 継ぎ足した